ストレス感受性人間の、「人生」というマゾゲーのプレイ日記。
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3 師父的尊敬暴走論。(連続番外編)
 院に入って、まじめに講義を受けようと思う際に一番悩む問題が、「読むべき空気」はどれだということだ。
「和を尊んで『やる気のない方』に合わせるべきか?」
「高みを目指したい先生に合わせるべきか?」
 という問いが、母に「同期に合わせるべき」と怒られるために、すぐに頭に思い浮かぶ。

 ……それをやったゼミは、楽しかったか?
 答は、全然面白くない。

 むしろ、
「下手なことを絶対に指摘してはならない」
 という、黙っているだけでおべっか状態だったために、人格的部分とアカデミックな部分が混在して、その場にいるだけでしんどかった。
 自分はアウトプットと、テーマのチョイスセンスの悪さを、フィールドの教授からじゃんじゃか指摘されたことがあるが、チーム・フィールドの他二人には、そんなことはない。

 むしろ、先生から「これを読むんだよ」というアナウンスがくだるのだ。

 まじめに勉強してもらいたい先生方の意思は?

「おれは実験で疲れているんだよ」
「時間がないし……」
 という、他の同期に、楽に速く習得できる、情報エンタルピーが高いテキストの情報を渡すのはまずいのか?

 努力を重ねるというなら、修士で就職していく人がほとんどなのだから、
「研究者として、正しい在り方うんぬん」
 よりも、少しでも取得した知見が多い形に収まった方がいいと思うのだが、そんなに変か?

 先生方に対して失礼と母に怒られたが、
「誰も『わからない』とは言わなかったが、『知識を得ることも全くない』という講義をつつがなく終わらせる」
 ということは、本当に礼儀にかなっているのか?

 データを読む前に、背景知識がないと読めないのでは普通ではないか?
 講義は自分で調べるためのフォローアップがあったらよりよくないか?

 とあるベテラン研究員は数千本の論文を読んでいるし、みんなは何十年も、極めるつもりでやってきている猛者。
 インプットについて、
「張り合わなくていいから」
 とラボの教授は現実的に諭してくれて、自分はほっとした、正直。

 自分は「よろずテキストサイト管理人」というインプットとアウトプットという技法の猛者なので、他の同期と全然ノートの取り方が違う。

 みんな、要点しかメモしていない。
「1つの有益な情報のために、99のくず情報を集める勇気。そして、それを10回ぐらい洗練し、整理して消化する覚悟」
 というのは、みんなに当たり前にあるのか?

 そうだったら、はねいたサイトは閑古鳥が鳴いているはずだ。

 そもそも、母が言う、「当たり前の大学」は、自分と違う大学の、文系理系からして違う学部の、違う学科の話であり。
 同じものを根拠にしていても人によって考え方が異なるのだから、違うものを根拠にしているがゆえに、考え方が違うのは当たり前であり。

 教授は、チートレベルのシンクタンクの先輩と自分(検索エンジン1~2ページ目に出てくる解説文サイト中の人)の、
「調べものやメソッド確立に関して、現在の一般的な大学生の中ではチートレベルのスキルを有する学生」
 というものが「本来の学生」って思ってないか?

「一般社会の人が知ったら、絶句する事態を避けるために憎まれ役を買って出て、自覚が足りない新人や、やる気のない人の尻をたたいて、それが結果的に研究室の和を乱した。
 そして、家族からすごい怒られたし、先生方ともすごいケンカした。人的なつながりはあるものの、自分が研究グループを出ていくことになった。
 ……ただ、さぼる方はどうにもならなかったが、新人はまじめに来るようになった」
 ということがあり、そのときのノイローゼや不眠症などの影響で療養中なのだが、「一般社会の人」という視線を持つということというのは、研究者の世界ではそこまで罪深いものなのか?

 自分は、その代償に、大学院に入ってからは、ネットでも(ネットでは重要な企画についてのみで、かなり、慎重にしている)リアルでもあえて空気を読まないで勇気を出して尋ねることなどをしているし、あとで落ち込む代わりに、怒られる・非難されるのを覚悟しているし、自分の脳は、空間把握や、行間の補完、器用さを犠牲にした。

「バランスが悪い脳です」
 といわれて、呆然としながら納得した夏。
 母が真剣に怒った記憶がある。

 ラボの教授など、「本来の学生」の厳しい現実を踏まえて、理想をだれでも実現するのは無理だから、
「限界まで頑張って、だめならそれでもいい」
 と受け止めているのなら納得いくけれど、最初からあきらめてていいのか?

 日本の学問って、それでいいのだろうか?
 アメリカやイギリスなどに負けている理由は、どこだろう?
 後進の学者がなかなか育たないのは?

「面倒だなぁ」
「できれば日本語が良いのに……」
「ややこしい途中経過はよいから、方法と結果、解釈法といった要点だけ教えてくれよ」
 という、リアルはどうすればよいのか?
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